度数の強弱や焦点タイプによって程度は違いますが、レンズは中心が見やすく周辺は見づらくなります。レンズの宿命ですが、カメラなどはレンズを複数枚 組み合わせることでこの問題を改善しています。ところがメガネレンズの場合には そうはいきません。そこで、レンズの設計を工夫することになるわけです。


単焦点レンズには、主に「球面設計」、「片面非球面設計」、「両面非球面設計」、「カスタムメイド非球面設計」の4タイプがあります。



累進焦点レンズは、レンズの中に複数の焦点を持っていますので、単焦点レンズと比較すると「歪み」や「ぼやけ」は、より多く発生します。 
「歪み」は、「フワフワする」とか、「視界がゆれる」などと感じられ、掛けはじめは馴染みにくいと思われることも多くあります。 また、横目を使ってレンズの周辺で見ると、あきらかに「ぼやけた」感じがあり、これらの点で、累進焦点レンズ(遠近両用レンズ)は慣れにくい!と言われることがあります。
しかしながら、すべての距離にピントが合う累進焦点レンズはとても便利なもので、レンズの選択や、度数設定、使い方のコツなどによって、とても快適に使うことも可能です。

詳しい累進焦点レンズの設計につきましては、後々まとめまして、ここに載せていきたいと思っています。






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