視覚機能測定とは、「近視」「遠視」「乱視」「老眼」などの一般的な屈折測定だけでなく、「眼の運動機能」や「寄り眼にしたり開いたりする力」、「眼の安定する向き」、「両眼の使い方」などの視覚機能全般を測定するものです。
ちょっとした「視線のズレ」や、「両眼のバランスの不良」「よくない眼の使い方のクセ」などは、時として「物が2重に見える」、「ひどい頭痛・肩こり」、「身体のだるさ」などの症状を引き起こすことがあります。
なぜ、そのようなことが起こるのかを突き止めて、解決へむすびつけていくためのものが、「視覚機能測定」です。
具体的には、通常屈折測定(近視・遠視・乱視の測定)、調節測定(老視などに関係)、利き眼測定、遠方眼位測定(遠方視における視線の向き)、遠方視における輻輳・解散測定(眼を寄せたり開いたりする力)、近方眼位測定(近方視における眼の向き)、近方視における輻輳・解散測定(眼を寄せたり開いたりする力)、などを測定します。
一般的な眼鏡店において測定を行う場合、測定内容は一般屈折測定、調節測定、くらいで終わってしまう場合が多いようです。 その理由としては、様々な項目をしっかりと測定するためには、それ相応の時間がかかってしまいますので、お客様にとっても、お店にとっても大きな負担となります。 特に大勢のお客様を限られた時間で対応しないといけないスタイルの眼鏡店ではなかなか行いづらいものだと思います。 また、様々な測定をこなすには熟練も必要となりますので、スタッフの問題もあります。
当店においても、以前はそれほど気にかけず通常測定のみで行っておりましたが、眼に起因する問題を抱えた方が徐々に多くなるのに気づき、少しでもその方にとってプラスになればと思い、いろいろな測定を始めるようになりました。
ただ、お客様のなかには長時間の測定を好まれない方もおられますので、現在 当店におきましては、一般的な通常測定を行う際に視覚機能の簡易検査を行い、必要と思われる場合は、その旨お客様にお話し、お時間をいただいたうえで測定を行うようにしております。
眼の疲れや気になる症状がある場合にはお気軽にお申し付けください。
最後に、
私たちは医師ではありませんので、診察や診断を行うことはありません。病気に係わる事や治療などを必要とする場合などでは医療機関にお任せすることになります。
しかし、病気として治療するほどではないものの不快症状を引き起こすものも多々ありますので、そのようなものに対してメガネやちょっとした訓練を通して、少しでも改善へのお手伝いができればと考えております。






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