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| 立体視 は、物を立体的に見る感覚です。
右眼と左眼は、離れていることで わずかに違った角度で物を見ることになります。これを視差といいますが、この視差によって立体感を感じることができます。 そのため、片眼では立体視は起こらないことになります。 実際には片眼でも、対象物の「色合い」、「鮮明度」、「他のものとの大きさの対比」などにより、距離感は得られるため、立体感も感じているように思えることがありますが、本来の意味での立体視は2つの眼が必要になります。。 |
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■ 立体視を利用したものが、いわゆる3D映像です。 下のクマさんで、試しにおこなってみましょう! |
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右のクマは右眼用の映像、左のクマは左眼用の映像です。 この映像は同じもののように見えますが、僅かに角度を変えて撮影してあります。 |
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左右のクマをそれぞれの眼で別々に見ればいいわけですが、、、 なかなか難しいですよね。3D映像の本などで見慣れている方は大丈夫だと思いますが、、、 |
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まず、これは平行法で見えるように作ってありますので、遠くを見る感覚で行います。 具体的には、画面上のクマをしっかりと見るのではなく、眺めるようにぼんやりと見ます。まるで四角い窓があって、そこから遠くの景色を眺めるような感覚です。 映像はぼやけていてかまいません。 そして、何気に下の2つの黒点を意識しておきます。 ぼやぁ〜とながめていると、ぼやけながらも2つある黒点が4つに見えたり3つに見えたりしてきます。 すると、ぼやけながらですから分かりにくいですが、クマも4匹いるような3匹いるような感じになります。 |
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3つに見えたときがチャンスです! そぉ〜っと真ん中の映像に意識を持っていきます。 見ようとすると失敗します。あくまでそぉ〜っと意識を持っていく感じです。
視線がロックされると真ん中のクマが立体的に見えます。左右のクマは見ているというより、周辺視野に映っている感じです。
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